あちらの情熱去る季節の此方

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 昨日4日は舞台、シェークスピアの「アントニーとクレオパトラ」。自分が選んだわけではなく、友人。平幹二郎、松井誠、和泉元彌等々。その内容には自身は移入できること少なく、模様を眺めていたようなものだけれども、彼らの懸命さには感じる処多く、見てよかったな、と。
                                                                                                                 
                                                                                                                                                             
「いやな女じゃないこと? 見てくれは、食料品屋の素朴な育ちそのものなのに、あの話し方ったら、お聞きなさいな。彼女は、だから、とても話し方に気をつけて、お上品になるようにしてるのよ。着るものにもうんと気をつけてね。ほんとに、鼻持ちならない女」
その彼女とは、英国の首相だったマーガレット・サッチャー。
ポール・セロー(1941-)の作品 THE PILLARS OF HERACULIES (1995)の中で、コルシカ島のアジャクシオに住んでいたイギリス人の女性作家ドロシー・キャリントン(1910-2002)が言っている言葉。時には、そんな見方にも出会う。
                                                                                                                                                                                                                                        
                                                            
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9  December
前々々回、記事で触れた講座「Death Education」のアンケートのこと。「余命半年と言われたら、なにをしたいか、五つを挙げるとするならば」という内容のものでしたが、24名の回答の中の、興味深い一人の場合のもの。ここに紹介させていただくことにします。無記名、任意提出、書く形でA4用紙一枚が配布されたわけですが、この受講者のもの、そして私のみが別紙にプリントをしたということで、これはPCからの彼が提出した形のままのものですね。ちなみに、私自身は名前を入れ、かつA4、4ページというような長さの、他とは全く異なる形での提出になったということなんですが・・・・・・。
                                                                                                                                  
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コメント 13

きよたん

たまには舞台鑑賞もよいですね
特に12月にはそんな気持ちになりますね
by きよたん (2010-12-05 20:24) 

chako

観劇もしてみたいですが、こちらではなかなか良い機会に巡り会えません。
いろんな面で、中央との文化度の差を感じます…。
by chako (2010-12-06 11:06) 

FUCKINTOSH66

自己投影や感情移入できなくても客観的に見れる/傍観できる面白さっていうのもありますよね♪ こちらはメジャーなブロードウェイも華やかでいいんですが、斬新でよりディープで面白いものはオフオフブロードウェイの舞台だったりします。
by FUCKINTOSH66 (2010-12-06 14:37) 

extraway

アリガトウゴザイマス、きよたんさん
そうですねえ。普段は映像で見ることが主で、舞台を見る機会はなかなか。今回にしても、友人に誘われなければ出掛けていないところで。北千住のシアター1010という処だったんですが、シアターに入る前の時間、そこの10階でだったか、気に入りの手袋を失くしてしまったんですね、なぜか。そのことが残念でもあった演劇日でもありましたね。
by extraway (2010-12-06 20:51) 

extraway

アリガトウゴザイマス、chakoさん
関心ある向きには、便利な環境ではあると思いますね。
それからねこの前の「余命半年と言われたら・・・・」のアンケートのことでchakoさんには、5つあげていただいてコメントをいただいてしまいましたが、あの中で「故郷の桜をあの世から見下ろせるなら・・・」という処の前後のお言葉、印象的だと思います。アンケートには、全文入れましたので担当の大槻名誉教授も読まれて、多分感じられるものあったと思います。この大槻先生の4月から12月までの講座では毎年、終了後に「わたしのDeath Education」という、受講者の原稿を集めたものを刊行してきているようで今回は、その10号ということになるのですが、先週先生が私の処に来て、アンケートとして私の書いたものをその号に載せたい旨、言っておりましたのでchakoさんのこのコメントの言葉も、そこに入ることになります。この冊子、いくつかの図書館にも置かれることになるとかで、私は、印象に残る、物思わせる言葉として、読む人の心に残るはず、という思いを持っておりますね。
by extraway (2010-12-06 21:22) 

extraway

アリガトウゴザイマス、F66さん
個人的には、メジャーなものよりも、そのオフオフブロードウェイ辺りとイメージされる処で、自身の興味ひかれる舞台を選んで、見てみたいものだと思いますけれどもね。

by extraway (2010-12-06 21:35) 

chako

あらまぁ、光栄です。
真夜中に一人、問われるままにパソコンの画面に向かって語った私の最後の夢。それが、そのような形で残るとは本当に不思議なご縁で、素直に嬉しいです。extrawayさん、ありがとうございます。
果たして、この文化度の低い地方の図書館に置かれるのかどうかは分かりませんが、みなさんの最後の夢も覗いてみたい気持ちになりました。
by chako (2010-12-08 22:19) 

extraway

有難うございます。
アンケート結果は、昨日、プリントで受講時、いただきました。回答、24名。私のみ、A4、4ページというようなもののプリント提出で、スペースの四分の一以上を埋めてしまいましたが、もう一人、内容的にユニークかな、と思えるものがありましたので、ブログ上で紹介させていただこうかな、と今思いつき、載せてみることにします。参考までに見ていただければ。
by extraway (2010-12-09 21:24) 

chako

面白い内容でした。produseを楽しむんですね。
この方とは、身辺整理とお酒と子供へ言葉を残すこと、が共通していました。
この質問、主人にもしてみました。なるほどと思ったので、いつか記事にしてみたいと思います。

by chako (2010-12-10 09:53) 

extraway

その質問へのご主人のお言葉、それは非常に関心深いところでもあったでしょうね。普通に語られる部分にはないものがでてくるようだと、その人をもっと深く知ったと思えるようなものもでてくるかもしれない、と。
by extraway (2010-12-10 10:50) 

ぶーけ

後のこと、のこされる方のことをちゃんと考えるわけですね。私は自分が楽しむことしか考えなかった。。^^;
by ぶーけ (2010-12-16 13:23) 

ばん

僕は舞台役者さんを尊敬しています。
何で長いセリフを覚えられるのか・・・感服します。
by ばん (2010-12-17 18:29) 

10万円

挿入できるよd(´∀`*)グッ☆ http://64n.co/
by 10万円 (2012-01-28 05:46) 

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