are-kore/見えすぎても行き着く先闇深しでは
1 October われわれ、永遠などということを、よく言うものだけれども、短かなhistoryしかない人類の未来に、それはないのですねえ。時間は、限られております。孤独死。哀しいイメージでとらえられるものながら人類の死も、まさにそれになるのではないかな。蝉の夏もとうに終えて、本日は、衣替えの日。
4 October 「蝉の夏もとうに終え」と書いたことを思い起こすようなことが今朝。歩いていると、車道脇の路上に仰向けの蝉が、一匹。すっかりと秋の気候で、晴れの日だけれども、肌寒さがある。もう蝉のいる時期とも思えなかったから、まだいたのかという思いと、以前死んだ蝉がたまたまそこに見えているのかという半信半疑の思いで拾い上げてみると、それもちょっと予感にはあったのだが、足が動くのである。此方の指にその先をかけようとする。生きていたということは、蝉の季節はまだ終わってはいなかったということ。もう死ぬばかりのところの蝉君を、道脇の木の根元に置いてあげた。むろん、夏の方は、とうに彼方。
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2011-10-11 19:59
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コメント(3)
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双子かしら 猫がかわいいですね
by きよたん (2011-10-03 21:22)
人も死ぬし、国も滅びるし、人類も滅びるし、地球だっていつかなくなるのに、どうして私たちは生きているのかな、って時々思います。
by ぶーけ (2011-10-04 10:23)
優しい心の持ち主ですネ。
by ばん (2011-10-10 03:01)